与信審査に通らないときの原因

クレジットカードやカードローンでは必ず信用してよい相手かどうかをチェックする「与信審査」が行われますが、審査落ちしてしまう場合にはいくつか原因が考えられます。誰でも与信が通らなくなる原因の1つに、同時に複数の申し込みをしすぎな場合があります。信用情報には契約のために会社が与信情報をチェックしたという履歴も残りますので、次にチェックした会社はいくつの会社に申し込みをしたのか確認することができます。短期間にたくさんの申し込みをしていると、急激に支払い能力が悪化する危険や、既に困った状態になっている可能性が考えられるため、審査に通りにくくなるでしょう。

持っている金融商品で滞納が起きていたり、利用残高が収入に対して高額になっている場合も契約が難しくなります。特に消費者金融系のカードローンの場合は年収の3分の1以上の貸し出しが禁止されており、年収を低いと借り入れることができる金額も少なくなるのです。この規制はクレジットカードのキャッシング枠にも適用されますので、キャッシング枠の設定をすると審査に通らなくなる可能性が高まります。過去に申し込んでいる会社の関連会社でトラブルを起こしている場合も契約が難しくなるでしょう。

信用情報には保存期間が設定されていますが、信用情報が時効で消えた後にも社内には情報が残っているケースがあります。キャッシング関係の会社は再編が進んだため、情報が引き継がれている可能性がある点にも注意が必要です。

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